とある酒場で…

2007年1月28日
冬の週末といえば…
自分の中では、毎年ボード。やれ、誰と行くだ、どこに行くだと思いを馳せるのもまた一興。

ただ、今年の冬の週末はどうやらひきこもり気味である。
振り返ってみると、去年の冬は年末からの仕事の反動で、冬はボードだ、買い物だと、新年会だと、妙に遊んでた気がするのだが。
ふと、気になり去年の日記をチェックすると、確かにそんな事が書いてあった。
そういえば、今年はバーゲンでの買い物がなし。
全く、買い物をしなかった。
コートも、スーツも、靴も、シャツも、ネクタイ、何も買わず。去年からの物欲モードを断ち切り、こらえる。
しかし、相変わらずの後悔せずにはいられないカードの請求明細と、やや心許ない口座の残高明細が手元には残るばかりである。

さて、そんな寂しい自虐的な週末に何をしてるかというと、飲んでいる。昨日も一昨日も…
この時期遠方で飲んでいると、ついつい暖かい電車で寝すごして、気がついたら帰りの電車がなくなっている事も…
個人的には、家ではほとんど酒は嗜まないんだけど、外で誰かと飲むのは相変わらずやめられない。

先日、ミナミのとあるバルで飲んでいたら、ピーナッツがつきだしで、客が殻を床に捨てている姿が妙に不思議だった。(普通なんだろうか?)
ピーナッツを客がまきちらしている姿を見て、昔読んだ本(確か村上春樹の『風の歌を聴け』だったと思う)に「25メートル・プール一杯のビールを飲み干し、床いっぱいに5cmの厚さにピーナッツの殻をまきちらした」みたいな表現があった事を思い出す。
酒はありふれた日常を、思わぬところにいざなってくれる、昔読んだ本でも、観た映画でも、行った国でも…

今年も楽しい酒を浴びるように飲みたいものである。

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